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2017年1月 8日 (日)

異形葉の多さに驚き

昨日の冬晴れがうそのような天気となりました。
午前中までなんとかもった天気も、午後からは雨模様に。私にとっては冷たい雨ではありますが、植物たちにとっては恵に雨になるのかなと思っています。

今日は1月5日の更新で触れたことと同様のことですが、新たな発見をすることができました。
_ みなさんはこの写真を覚えていますか?同じ枝からとれたクスノキの葉なのに、全く違う形をしています。と以前書きました。

そして今回は、カクレミノという葉です。この葉は、クスノキの葉よりも違いが如実です。
Photo この写真のカクレミノが基本形のものになります。
カクレミノという名前も、この形から来ています。この形(3中裂という)が、身につけると体を隠すことのできる蓑(みの)にたとえてカクレミノという名前になりました(『葉っぱでおぼえる樹木』〈著:濱野周泰/出版:柏書房〉より)。

では、「違いが如実」と書きましたが、どれくらい如実なのか。それが下の写真です。
__2 どの葉も同じ木からとった葉です。
切れ込みが微妙に入っているものや、ハート型になっているもの、3中裂になりそうでなっていないものなど、多くの形がありました。
日が暮れてからとったため、上の方の葉が見えなかったので、もしかしたら他にも多くの形があったのかもしれません。

並べてみると、基本形からだいぶ変わっていることがわかります。
_4 『植物和名の語源』(著:深津正/出版:八坂書房)には、「ミツデ、ミツデガシワ、ミツバガシワ、イツツバ、コノテガシワなどは、いずれもカクレミノの葉の形による異名」とのっています。
基本形が3中裂なので、ミツデ・ミツガシワ・ミツバガシワはわかります。イツツバという異名がついていることから、5分裂の形も多いのかなと思います。

この葉をとったときは日が暮れていたので、日が昇っているときにカクレミノの葉をよく見てみたいと思います。そして、イツツバが見つかるのを期待したいと思います。

もちづき

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コメント

同じ木なのに色々な形の葉ができるなんて不思議❗是非イツツバが見つかる事を楽しみにしています❗

投稿: メイママ | 2017年1月10日 (火) 11時11分

センター付近のカクレミノには、イツツバが見つかりませんでした(;д;)
別の場所にもあるということなので、今度はそちらも見てみたいと思います。

投稿: もちづき | 2017年1月11日 (水) 11時20分

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