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2017年1月11日 (水)

シダ・コケに魅せられて

続く寒さに身を震わせながら、今日も一日が始まりました。

今日は趣向を変えて、木から生えているものに焦点を当ててみました。
いつも木を見るときは葉や枝を見ていましたが、今日は樹皮に注目してみます。普段はなんとなく視界に入っている樹皮ですが、注目してみると意外と面白い発見があります。
Photo 多くの樹皮には、「コケ」がついていました。そして、コケのついている木の上の方を見てみると・・・
__2 コケが生えていませんでした。コケは上の方ではなく、下の方につくものなのだと思ったのですが・・・
__3 こっちの木では、上の方にもコケが生えていました。
考えられることは、

1、木の種類によって、上下両方につくものがある
2、コケの種類によって、上下両方につくものがある
3、樹齢や高さにより、上までつくものがある

のではないでしょうか。

そして私は、コケが生きた木に生えていることに驚きました。
コケは下の写真のように、倒木や枯れ木、水はけの悪い場所に生えるものだと思っていました。
__4 木から生えているだけでなく、じゅうたんみたいになっているものもあります。
Photo_3 触ってみるとふわふわとしています。おそらく「タマゴケ」かなと思われます。違った場合は、次回以降に直しておきます。

木から生えているものは、コケだけではありません。
シダも生えてくるのです。
__5この葉は「ノキシノブ」といいます。
木から生えているので、寄生しているのだと思っていましたが、調べていくうちにそうではないことが分かりました。

寄生とは・・・
簡単に言ってしまえば、寄生された方が一方的に損をする状態のことです。

それでは、一方的に損をしない状態のことを何というのでしょうか。それは「相利共生」(または共生)といいます。
となると、ノキシノブは木を枯らしているようにも見えないので、相利共生かと思ったのですが、実は両方とも違いました。

ノキシノブは、「ただそこに生えているだけ」なので、寄生でも共生でもありません。この状態のことを「着生(ちゃくせい)」というそうです。
また、寄生・共生・着生、この3つは境界線がはっきりとしていないそうです。

ノキシノブをはじめとするシダには、胞子嚢(ほうしのう)というものがついています。
__7 できればまじまじとは見たくありませんが、ノキシノブの胞子嚢は大きいです。

では、他のシダはどうなのか疑問に思われるでしょう。
もう一種類だけ写真を撮影しておきました。
Photo_2 このシダの名前を調べてみたのですが、はっきりしませんでした。
両方とも同じ種類なのですが、胞子嚢の有無がありました。この違いも不思議ですね。時間がある時に調べてみたいと思います。

もちづき

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森のこと」カテゴリの記事

コメント

自然は凄いなってつくづく思います❗宝探しみたいですね😊いよいよ寒くなって冬支度を始めている山や森へ行ってみるのも楽しいかもしれませんね❗

投稿: メイママ | 2017年1月12日 (木) 14時38分

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